
鹿児島黒豚は、江戸時代の薩摩藩18代藩主・島津家久により、琉球(沖縄県)との交易で伝わったとされる。江戸時代幕末の重鎮・水戸藩主徳川斉昭後も絶賛。鹿児島郷土の偉人、西郷隆盛も豚肉料理をこよなく愛したといわれています。
明治初期、イギリスから導入したバークシャーと交配したことで、さらに美味しさに磨きがかかり、昭和20年代には、鹿児島から東京の芝浦へ出荷され、その美味しさと品質の良さが評判となり、昭和30年代には、東京で黒豚ブームが巻き起こり、鹿児島県産の黒豚は「鹿児島黒豚」と呼ばれるようになりました。